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足三里

代田文誌先生は、脛骨粗面下端と陽陵泉を結ぶ中点にとっておられますが、それが一番正確ではないかと。

でも時には反応がそれよりも上に出ることもありますし、下に出ることもあります。

で、結局は、陽陵泉と脛骨粗面下縁を結ぶ中点に取りながら、最終的には自身の触診力に重きを得て取ることにしています。まあこれは、足三里に限ることではなく、どこの経穴でもそうですね。

最近はこの足三里を取ることが多くなりました。胃腸の症状はもちろん、坐骨神経痛、鼻の症状、下腿のだるさなどにも。あ、これらもほとんど鍼灸治療基礎学に載ってますね。

方法は、鍼が多いんですが、熱を加えたい時は、台座灸をしています。本当は直に施灸したいんですが、なかなか最近の患者さんは直接灸をさせてくれないですね。

足三里に多壮灸をすると、最初の頃は熱く感じるんですが、何十壮かしているとかえって気持ちよくなるんですが。あと、足も爽快です。

げんき本舗治療院
院長・羽山弘一

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