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ツボを探る
鍼灸にせよ按摩にせよ、経穴、ツボを正確に取るというのは重要なことです。
うまくツボを取っているにもかかわらず治らないという人は、実は正確にツボをとらえていないと言うこともあります。
なれてくると多くの場合瞬間で取れるものですが、それでも時間をかけてみていかなければならないこともあります。
ではどうすればいいのでしょうか。
まず皮膚表層の状態をよく探ると言うことです。
ほんの数ミリ、場合によっては1ミリ以内の変化、くぼみであったり突起であったり、温感であったりあるいはその逆に冷たさであったり、ツボはその様相を示してくれます。
その様相をしっかりととらえると言うことが大切ですので、指先の感覚も鋭敏にしておく必要があります。
指先で1ミリの変化を見ることができるかどうか、それがツボを探る大きな要点となります。
院長・羽山弘一