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首のボキボキ
昨日の番組で、首へのカイロプラクティックの危険性についてやっていました。いわゆるボキボキする方法、スラスト法ですね。
確かに、不用意に強い瞬発力のある力を頸椎に与えると、椎間関節の捻挫にも繋がりますし、番組でもしていたように、椎骨動脈にダメージを与える可能性もあります。大変危険です。
実はオステオパシーでも似たような手法があります。というか、オステオパシーでされていたのをカイロプラクティックがまねたというのが真実らしいんですが。
同様の手技でもオステオパシーは首に対して無理な力を入れたりしません。首の解剖学的な構造を触診で詳しく診察しながら行います。首の骨を矯正するというより、首の骨にくっついた腱(筋肉が骨についたところ)の部分にある、ゴルジ腱器官というところに働きかけることを目的とします。従って、結果的にポキッと音がすることもありますが、必ずしも音がするとは限りませんし、第一とてもソフトです。そのため、悪影響を与えるということは考えられまん。
院長・羽山弘一