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上位胸椎の椎間関節
おそらく、首の回旋動作を行う際、第7頸椎棘突起は可動し第1胸椎棘突起は動かないので、頸椎と胸椎の見分けの目安になると習っていると思います。
しかし、第1胸椎、第2胸椎、第3胸椎上の椎間関節をみると、頸椎の椎間関節の形状の名残があり、1から2胸椎は、ごくわずかですが回旋時に同様に動きます。
このことは、首の回旋制限がある場合、頸椎だけをみるのではなく、これら上位胸椎も椎間関節の「遊び」もみていかなければならないことを示唆します。
院長・羽山弘一
