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膝を痛めて改めてわかったこと。
先日右膝を痛めました。原因は自転車で2回連続転んで、それぞれ右膝を強打したこと。
最初は打撲した膝蓋骨前面の血腫だけだったんですが、次第に鵞足の痛みと水腫が。
痛みは鵞足部だけではなく、外側内部にも。おそらく軟骨損傷かと。
とりあえずは鵞足に散鍼をして痛みを緩和させましたが。水腫と外側内部の痛みが取れません。そこに鍼をしてみてもよかったんですが、立位で姿勢を見てみると、左肩が下がって左骨盤が上がっています。つまり左の腰筋が収縮して、右の骨盤が下がっている形になっているんですね。
原因はなんとなくわかっています。数年前左の前十字靭帯を伸ばしたましたので左骨盤を無意識のうちに挙げてかばっているんでしょう。でもその結果右膝に負担がかかっている状態です。
そこで、左の腰筋緊張を取るように自己施術。
結果、水腫解消、鵞足部の痛みはまだありますが、内部右の痛みはほぼ寛解しました。
これら以外に、膝を痛めると明らかに梁丘に圧痛が出るんですね。ここを治すと外側の膝痛にいい影響が。わかってはいるものの、患者さんではあまりしていなかった治療。勉強になりました。
院長・羽山弘一