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鍼灸・按摩・マッサージ
羽山式治療法・序
前々から私自身の治療法がよくわからないという声を聞いていた。
臨床伝統医療研究会のセミナーでは毎年違うテーマを1年周期で続けている。10年ほど続けて通っていれば。私の目指す、行っている治療法を知ることができるのだが、中にはまとまりがないと思う人もいるらしい。それも言える。5年前に語ったことを「考えが変わった」と翻すこともよくあるし、同じ内容を全く違う角度から話すこともあるからだ。
私は前から羽山式という名称で流派を作る気はないと明言してきた。だが、臨床伝統医療研究会(臨伝医研)式と言っても、イコール私の方法がほとんどだ。しかし、臨伝医研式とは言いたくない。参加者には一つの方法を押し付けていないからである。いくら私式の方法を学んだからと言って、私の方法をしっかり押し付ける気はないからだ。各参加者は自分なりの方法を行ってほしい。
とすると、
やはり私自身の治療法を語るとすれば、「羽山式」とせざるを得ない。
羽山式が最高という気は毛頭ない。理論的な間違いも多々あると思う。しかし、思う存分語るのは今が最適のような気がする。そろそろ私のキャリアも30年だ。私の方法も語っても悪くはないであろう。
参考にしてもらえればいい。真似してもいい。「羽山があんなことを言っていたよ」という程度に話しをするのもいい。
不定期だが、私の方法の治療を示していくことにする。
院長・羽山弘一