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鍼
鍼で気の流れをつかむ
刺入します。そこで響きを得ます。最初のうちは気の至りを見つけるのが難しいかもしれません。でも、気をつかむと、響きを得ることができます。患者さんの響きを自分のことのようにつかみ取り感じ取れるようになると、思いどおりに治療を行うことができます。
最もわかりやすい響きの部位は筋膜(深筋膜)の部位です。筋の組織を直接包んでいる部位ですね。そこに鍼尖が至ると、ねばねばした感じ、薄いゴムの膜を突っついているような感じがします。このような感覚があると、響きを得られています。
しかし場合によってはもっと浅いところで響きが得られることがあります。皮下組織、すなわち浅筋膜の部位です。ここでの響きは非常にわかりにくいものです。
わずかに細かなざらざら感を得られるような感じ、わずかに鍼体を締め付けられているような感じ、柔らかいゼリーの中を通り抜けているような感じなどです。このようなとき、心地よい響きが得られています。
しかし、深筋膜、浅筋膜いずれの場合でも強く締め付けられているような感覚の際は、単なる痛み、不快な感覚が出ている可能性が高いので注意しましょう。
響きが得られたら、細かく雀啄します。わずかに旋撚を加えてもいいでしょう。すると、心地のいい響きが持続します。
げんき本舗治療院
院長・羽山弘一
最もわかりやすい響きの部位は筋膜(深筋膜)の部位です。筋の組織を直接包んでいる部位ですね。そこに鍼尖が至ると、ねばねばした感じ、薄いゴムの膜を突っついているような感じがします。このような感覚があると、響きを得られています。
しかし場合によってはもっと浅いところで響きが得られることがあります。皮下組織、すなわち浅筋膜の部位です。ここでの響きは非常にわかりにくいものです。
わずかに細かなざらざら感を得られるような感じ、わずかに鍼体を締め付けられているような感じ、柔らかいゼリーの中を通り抜けているような感じなどです。このようなとき、心地よい響きが得られています。
しかし、深筋膜、浅筋膜いずれの場合でも強く締め付けられているような感覚の際は、単なる痛み、不快な感覚が出ている可能性が高いので注意しましょう。
響きが得られたら、細かく雀啄します。わずかに旋撚を加えてもいいでしょう。すると、心地のいい響きが持続します。
げんき本舗治療院
院長・羽山弘一