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セミナー

手技療法の勉強会、セミナーあれこれ

手技療法と言ってもいろいろあります。我が国で法制化されているものはあん摩マッサージ指圧師。
それ以外にカイロプラクティックとか、私がしているオステオパシーとか、各種整体とか。

勉強会、セミナーも様々ありますが、意外なことにあん摩マッサージ指圧師対象のものは非常に少ない。私が講師をしている臨床伝統医療研究会のセミナーが最も内容が深く大きいレベルでしょう(自画自賛傾向)。

カイロプラクティックはよくわからないのですが、ネットで見ると結構ありますね。医学的には基礎のものもありますが相当レベルが高いものもありそうです。カイロプラクティック入門レベルはともかく、実際に治療に当たっているカイロプラクター向けですから、そこそこのレベルがあって当然ですね。

オステオパシーもそうです。多くのオステオパシーセミナーは何らかの医学関係の国家資格を持っているかそれに準じる知識を持っていることが条件ですから、やはりレベルは高いです。中には、素人相手に商売セミナーしているところもありますが、そこは相当低い。ま、それではオステオパシーできませんけど。

整体師向けははっきり言って、医学的にはレベル低いです。基礎的な勉強会やセミナーでは、あん摩マッサージ指圧師なら普通に知っていることを教えたりしているようです。整体師自身、医学知識がない人が多いのでそれでも「すごい内容」と思われているのかもしれません。上級レベルのセミナーでも、カイロプラクティックやオステオパシーで基礎的に行う手法の焼き直しだったりすることがよくあるようです。

ところがそのような整体師でも、中にはものすごく医学知識もあって技術の高いという人がいらっしゃいます。少ないですけど。

カイロプラクティックやオステオパシーでも、名前だけというのがいますからね。ボキボキさせればカイロプラクティックだと思っている人、カウンターストレイン(ストレイン&カウンターストレイン。オステオパシーでは基本的な手法。これができればオステオパシーをしているというのは大間違い)すればオステオパシーだと思っている人。結構います。

このような手技療法の治療院のサイト見ていると、「○○研究会の上級セミナー修了しました」とか宣伝している人いますが、その○○研究会自体が怪しいこと多いですね。○○研究会の主催者を確かめるといいでしょう。いっぱい研究会やらの団体の会長とか代表とか主催者とか肩書きくっついていれば、相当怪しい。たいていの場合、自分で会をたくさん作って、自分で代表者に収まっているだけで実体はありません。

げんき本舗治療院
院長・羽山弘一
http://www.genkihonpo.com

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