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鍼
ぎっくり腰
ぎっくり腰の鍼治療は全般的にとても効果があるのは、鍼灸師なら知っていると思う。
ヘタに整形外科に行って鎮痛剤をもらうよりもずっと効果的だ。早ければ１回、長くても２、３回で動けるようになる。
ただ、そのように効果を上げるにはこつがいる。
いったいどこが原因で痛みを起こしているのかを的確に推し量る必要がある。だいたいがぎっくり腰を起こしていると、腰全体に痛みがあり、どこが原因かわかりにくい。
そこで痛みがまず右にあるのか左にあるのかを知るには、座位あるいは立位で肩の高さを見ればいい。人間というものは無意識のうちで痛みが強い場所をかばうので、痛い方の肩を上に挙げている。
これで左右どちらに問題があるのかがわかる。
次に、そのうちのいずれに問題があるのかを調べる必要がある。
多くの場合、痛みが強いところは特に表層に過緊張を起こしている。それを調べる。
調べるためには触診力が必要である。ぐいぐい押して調べていてはぎっくり腰はかえって悪くなる。そっと触れて深部までわかるような触診力が必要なのである。
ぎっくり腰を治せない鍼灸師はたいていがこの触診力に問題があるのである。
鍼は、根本に悪くて緊張している部位、及び二次的に緊張を起こしている部位に刺す。
闇雲にたくさん刺すのはヘタな鍼である。ごく少数を、刺すべき部位を見極めて刺すのが正しい。
付随して、経脈的に関連する反応穴を刺す。たとえば足太陽膀胱経なら崑崙、足太陰脾経なら公孫、肝胆なら、中封などである。
ヘタに整形外科に行って鎮痛剤をもらうよりもずっと効果的だ。早ければ１回、長くても２、３回で動けるようになる。
ただ、そのように効果を上げるにはこつがいる。
いったいどこが原因で痛みを起こしているのかを的確に推し量る必要がある。だいたいがぎっくり腰を起こしていると、腰全体に痛みがあり、どこが原因かわかりにくい。
そこで痛みがまず右にあるのか左にあるのかを知るには、座位あるいは立位で肩の高さを見ればいい。人間というものは無意識のうちで痛みが強い場所をかばうので、痛い方の肩を上に挙げている。
これで左右どちらに問題があるのかがわかる。
次に、そのうちのいずれに問題があるのかを調べる必要がある。
多くの場合、痛みが強いところは特に表層に過緊張を起こしている。それを調べる。
調べるためには触診力が必要である。ぐいぐい押して調べていてはぎっくり腰はかえって悪くなる。そっと触れて深部までわかるような触診力が必要なのである。
ぎっくり腰を治せない鍼灸師はたいていがこの触診力に問題があるのである。
鍼は、根本に悪くて緊張している部位、及び二次的に緊張を起こしている部位に刺す。
闇雲にたくさん刺すのはヘタな鍼である。ごく少数を、刺すべき部位を見極めて刺すのが正しい。
付随して、経脈的に関連する反応穴を刺す。たとえば足太陽膀胱経なら崑崙、足太陰脾経なら公孫、肝胆なら、中封などである。
