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鍼灸・按摩・マッサージ
自律神経へのアプローチ
自律神経へ鍼灸や按摩・マッサージでアプローチするためには、その反応をしっかり見極める必要がある。
まず背腰部の筋である脊柱起立筋は、交感神経幹とリンクしている。従って、交感神経の興奮は筋の緊張につながる。筋緊張を寛解すると交感神経の鎮静につながることを認識すべきである。
仙骨部は副交感神経に関係する。
仙骨は4つの仙椎で構成され不動関節であるが、触診状、「硬い」ところがある。その部位が機能障害を起こして硬くなったところである。それは検査機器ではすでにわからない。人間の手による触診でないとわからない分野である。その硬さは、前後軸、左右軸、上下軸による向きがある。それを認識して、硬さを寛解させるようにしなければならない。
鍼の場合はその方向に刺し(前後軸は回旋となる)、すぐに抜く。按摩やマッサージの場合はその方向にバリアを少し破るように圧し(ほんの数十グラムである)、素早く反対方向に圧を抜く。
この方法は本来オステオパシーのものであるが、応用できるし、効果が高い。もちろん、仙骨部以外、たとえば、胸椎や腰椎、脊柱起立筋などにも応用できる。
腹大動脈には神経叢がまとわりついている。腹大動脈の硬さは、自律神経の不調につながる。鍼の場合、腹部に刺し、反射として緊張を寛解させる。按摩やマッサージの場合、動脈を引き延ばすように四指を押し当て、柔らかくなるのを待つ。
前頚部にある迷走神経を大切である。前側に前斜角筋があるので、それの奥に刺すか、押すようにする。前斜角筋が寛解すると、迷走神経へのアプローチもうまくいっている。
まず背腰部の筋である脊柱起立筋は、交感神経幹とリンクしている。従って、交感神経の興奮は筋の緊張につながる。筋緊張を寛解すると交感神経の鎮静につながることを認識すべきである。
仙骨部は副交感神経に関係する。
仙骨は4つの仙椎で構成され不動関節であるが、触診状、「硬い」ところがある。その部位が機能障害を起こして硬くなったところである。それは検査機器ではすでにわからない。人間の手による触診でないとわからない分野である。その硬さは、前後軸、左右軸、上下軸による向きがある。それを認識して、硬さを寛解させるようにしなければならない。
鍼の場合はその方向に刺し(前後軸は回旋となる)、すぐに抜く。按摩やマッサージの場合はその方向にバリアを少し破るように圧し(ほんの数十グラムである)、素早く反対方向に圧を抜く。
この方法は本来オステオパシーのものであるが、応用できるし、効果が高い。もちろん、仙骨部以外、たとえば、胸椎や腰椎、脊柱起立筋などにも応用できる。
腹大動脈には神経叢がまとわりついている。腹大動脈の硬さは、自律神経の不調につながる。鍼の場合、腹部に刺し、反射として緊張を寛解させる。按摩やマッサージの場合、動脈を引き延ばすように四指を押し当て、柔らかくなるのを待つ。
前頚部にある迷走神経を大切である。前側に前斜角筋があるので、それの奥に刺すか、押すようにする。前斜角筋が寛解すると、迷走神経へのアプローチもうまくいっている。