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治療

臨機応変の治療をしよう

どうも、中医学というのは馴染めません。病症などを元に証を立てるのはいいでしょう。でも、その証に従って鍼をするわけですが、その経穴の選び方が気に入りません。

本来腕のある中医師なら、本当は臨機応変にするのでしょうけど、中医学の本を見ると、この証にはこの経穴と限定して書いていますね。

でも人間の体はそうは簡単に行きません。同じ証であっても、微妙に変化します。微妙に変化しているということは、治療方針も微妙に変えなければならないということです。

それを定型化して鍼を打つというのはどうでしょうか?

中国全土で統一した教科書を作る上でそうしなければならなかったのも頷けますが、もし中国の全土の学校が統一教科書通りしか教えていなかったとすれば、おそらく中医学の未来はないでしょう。

人間の体は複雑です。

同じ証に分類されても2人いれば2種類の治療法があります。

それを無視して同じような治療法にするのは、さてどうでしょうか。

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