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セミナー

関西セミナー始まる

7月、第1日曜日は鍼灸、第2日曜日は按摩マッサージの関西セミナー、始まりました。

鍼灸は、基本的にはこれまで同様ながら、講義を一新して蔵府に重点を置いて進めたいと思います。蔵府というのは内臓のことではなく、東洋医学おける蔵府のこと。いわゆる五蔵六府ですね。

この蔵府は、身体の本来ある内臓のことも若干は見ているのですが、本来は身体機能を各部位に分類配置したものです。

例えば脾は、東洋医学では消化管系に大きく寄与します。肺は、呼吸に関係するとともに、気と津液を全身に散布する役割をはたすと考えます。

これらの諸蔵府の関係を明確にすることにより、どのように治療を進めていけばいいのかがよく理解できるようになります。

私はともすれば教条的になりすぎる難経69難に頼り過ぎた方法は嫌いです。

そうではなくて、蔵府のそれぞれの役割ははなんなのかを明らかにし、東洋医学の生理学的意味を受講者のみなさんに解説していきたいと思います。

按摩マッサージの方は、今年から形態を変え、2年1クールです。約110時間にわたってセミナーを行います。

触診の基礎からはじめて、按摩やマッサージのいろいろな方法を交えながら、段階的に高度な内容にしていきたいと思っています。

講義は東洋医学中心ですが、あん摩マッサージ指圧課程の学校ではないくらい高度で内容豊かなものを提供したいと考えています。

もちろん、解剖学は必須です。解剖の内容もバンバン出していきます。

おそらく受講者の皆さんは、様々な参考書のページを常にめくりながらということになると思います。

でも2年過ぎると、世界のどこに行っても通用するような技術と知識を身につけていただくつもりです。

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