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身体

頭蓋骨を触る危険性

頭蓋骨は動かないものと一般では考えられていますが、オステオパシーでは動くものとして治療対象です。

確かに動きます。ただ非常に微細な動きのため、もちろん目には見えませんし、触診でもかなりの注意が必要です。

少なくとも触診というのは押したり揉んだりすることと考えている人には、判別不可能でしょう。

さて、頭蓋は動くものですから、逆に強い力を加えると身体に悪影響を及ぼすことがあります。

たとえばこめかみの部位は蝶形骨大翼ですが、ここを強く圧すると、蝶形骨と後頭骨のリズミカルな動きに影響を与え、最悪の場合動きを止めてしまいます。

すると、頭痛、思考力低下、身体の痛み、疲労感、うつ症状など様々な症状が出てきます。

頭蓋を触るときはごくソフトに。各頭蓋骨の形状と動きを考えながら触るべきです。

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