ブログ

ブログ

第1肋骨に注目して鍼

第1肋骨というものはくせものなんですね。

鎖骨上窩の上方、肩甲骨の前方に触れることがありますが、上方変位することもよくあります。

上方変位すると鎖骨上窩で触れる位置を触診すると、圧痛が出ますのですぐわかります。

第1肋骨の上には、腕神経叢、斜角筋、肩甲挙筋といったものがあり、挙上によりそれらを圧迫しますので、肩こりが出やすくなります。

鍼での治療は、大杼(僕の大杼は普通より1つ上)で頚胸椎移行部をゆるめて、肩中兪で、第1肋骨頭関節をゆるめて、肩井、天りょうで、斜角筋、肩甲挙筋をゆるめます。その他、天容などですね。

RECOMMEND