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鍼がすっと入る

鍼を刺すとき、さあ刺すぞって意気込むとなかなか入らないものです。

切皮痛が出たり、本当に入っていかなかったり。

鍼を刺すときに鍼と自分を一体化させる。鍼を自分の指の一部のように思う。なかなか難しいけれど、そのように感じることができればすっと入ります。

さらに、鍼を刺すときに、刺すぞって意気込むのではなく、患者さんの身体と一体化する。皮膚の抵抗などなかったかのように振る舞う。

そのようになれば、すっときれいに刺すことができます。

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