ブログ

ブログ
按摩

安産の按摩

たぶん学校では、妊娠中に下肢の内側を触るなとか、肩井を押さえるなとか教えられてきたと思います。

大丈夫です。

妊娠のごく初期とか、安定していないとき以外は大丈夫です。

おおむね5ヶ月を過ぎると、行っても問題はありません。

ただし、怖がる人にはやめておいた方がいいでしょう。怖さが悪影響を及ぼすことが多々あるからです。

さて、安産のためには、次のようなことを行います。

1,側臥位で、背部膀胱経、肩上部(胆経)を摩擦、圧迫します。このことにより、つわりを改善し、お産時の「いきみ」における苦しさを寛解します。

2,仰臥位で、上項線下の天柱、風池、完骨穴を押さえます。続いて、項部を圧迫します。頸椎の柔軟性を出しつつ項部の筋を和らげることにより、のぼせ、つわりを寛解します。もちろん、安産にも効果が上がります。

3,下腿後側、内側を中心に摩擦と圧迫を行います。特に、三陰交穴は重要です。その他緊張があるところ、圧痛のあるところは柔らかくしっかりと行いましょう。続いて、大腿内側に摩擦と圧迫を行います。

もちろん、摩擦は経脈に沿ってです。逆走しないように気をつけます。圧迫は気持ちのいい程度です。早く行うのではなく、ゆっくりと柔らかく行います。

RECOMMEND