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押し手、押し手、そして押し手

今年鍼灸学校に入った方、あるいは今年鍼灸師になられた方。鍼はきちんと刺せてますか?

鍼をきちんと刺すということは、痛みを感じさせることなく、思った通りに刺すということです。

ただ単に刺すだけなら誰でもできます。

無痛で効果を出すのが難しいんです。

さてそこで、きちんと鍼を刺せない鍼灸師の皆さん、何に問題があると思いますか?

ほとんどの場合、押し手です。

押し手がちゃんとできていない。

患者の体には柔らかく触れ、しかも動くことなく、鍼をきちんと支え、しかも強く持つことなく、鍼からの患者さんの反応をきちんと感じ取ってくれる、このような押し手が最高です。

うまく刺せない人、うまく治せない人、まず押し手を見直しましょう。

押し手を徹底的に稽古しましょう。

千回くらいでは少なすぎます。もっともっと、よく考えながら押し手を稽古しましょう。

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