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てい鍼で関節腔内可動性をつける

関節腔内の可動性、いわゆる関節の遊びは、その関節の機能障害の有無にとって大切な判断事項です。

もし可動性が減弱していたら、改善させなければなりません。

てい鍼で行うときは、関節の動きの方向を考え、関節の近接部位にてい鍼の先端をつけます。

呼吸で動く関節でしたら、深呼吸を患者にさせ、それに従っててい鍼を動かします。

ほんのわずかですが、関節の動きを誇張させるようにするのです。

呼吸などで動かない関節は、関節に近接した部位にとがっていない方を当て、わずかな圧を連続して加えます。その圧の強さは、50グラムから100グラムくらい。

本来、関節の可動性のある方向を考え、てい鍼を当てる部位を決めなければなりません。

しばらく圧を加えていると、関節腔内に動きが出てきます。

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