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治療

肝気上亢による病症

肝陰が虚すると、その反動で肝陽が動きやすくなります。動きやすくなった肝陽は上に昇ろうとします。

その結果、のぼせ、鼻閉、頭痛などが生じます。

脈は左関上と尺中が虚します。全体には浮脈となります。

このような病証の場合、肝と腎を補う必要があります。

曲泉は、肝を補いまた昇った陽気をおろす作用があります。

大谿は、腎気を補う作用があります(いわゆる経絡治療を行っている人は陰谷を使うかも)。

昇った肝陽は、足臨泣、陽陵泉などをわずかに瀉法をし、対処します。

局所的には、頭臨泣、太陽、完骨、迎香などを用いて症状を緩和させます。

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