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鍼
肝虚を補う
経絡治療をしている人なら、五行に基づいて厳格に経穴を定めるんでしょうが、僕の場合、触れてみてもっとも効果があると思われる所を刺す事が多いですね。
肝虚の場合は、足厥陰肝経、足少陰腎経から経穴を選択します。
足厥陰肝経の場合、もっともよく使うのは曲泉です。
肝血が不足すると肝気は昇りやすく、曲泉は、昇った肝気を静め、肝血を補う役目を持っています。
次によく使うのが原兪穴である大衝です。
肝自体に働きかけ、肝の機能を増進させます。
足少陰腎経からは、原兪穴である大谿をよく使います。
腎気、腎水ともに補う役割を果たします。
次によく使うのが復溜です。
大谿よりも腎水の流れを促進したいときに、いっそうよく働くようです。
腎を補う事により肝血の原料である腎気、腎水を補い、肝を補う事により肝自体の機能を亢進させ円滑に働くようにします。
肝虚の場合は、足厥陰肝経、足少陰腎経から経穴を選択します。
足厥陰肝経の場合、もっともよく使うのは曲泉です。
肝血が不足すると肝気は昇りやすく、曲泉は、昇った肝気を静め、肝血を補う役目を持っています。
次によく使うのが原兪穴である大衝です。
肝自体に働きかけ、肝の機能を増進させます。
足少陰腎経からは、原兪穴である大谿をよく使います。
腎気、腎水ともに補う役割を果たします。
次によく使うのが復溜です。
大谿よりも腎水の流れを促進したいときに、いっそうよく働くようです。
腎を補う事により肝血の原料である腎気、腎水を補い、肝を補う事により肝自体の機能を亢進させ円滑に働くようにします。