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マッサージ

治すマッサージをしよう

マッサージは本来、単に気持ちがいいだけではありません。リラクゼーションの作用もありますが、医療として治す役割もあります。

しかし、現在のマッサージ師の多くは、残念ながら治す実力がありません。

治すためには、その症状、疾患状態が、どのような機序でどのようになっているのか、解剖学的に生理学的に理解しておかなければなりません。

マッサージを仕事にしている人にお聞きしましょう。

たとえば、整形外科的な病気に限定してお聞きします。

あなたは、その病気が、どのような組織や器官、すなわち筋、靱帯、神経、関節などが関与し、どのようになっているのかを説明できますか。

痛いところや凝っているところをマッサージする。それなら素人でもできます。無免許のマッサージ師でもできます。

プロなら、正確に組織を把握し、正確な手技を施せなければなりません。

たとえば、肩甲腱板の損傷に対して、どのようにマッサージをしますか。

たとえば、急性筋筋膜性腰痛に対して、どのようにマッサージをしますか。

たとえば、足関節の捻挫に対して、どのようにマッサージをしますか。

さらに基礎的なことを聞きます。

たとえば、主要な筋の作用を、どの程度知っていますか。そしてその筋に対し、どのような治療方法がありますか。

もちろん、整形外科的疾患だけではありません。

内科的な治療、痛み以外の症状に対する治療もマッサージでできます。

あなたは、それらに対してどの程度知識がありますか。

以上述べた質問に対して、どの程度答えることができますか。

もし、僕の質問に対して、あまり答えられないのなら、自信がないのなら、はっきり言いましょう。

あなたは、プロのマッサージ師として失格です。

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