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身体

関節の遊び

僕自身現在オステオパシーをしています。

オステオパシーでは、特に関節に関する障害に関して、「関節の遊び」というものを重視します。

関節には、通常の運動がありますが、それ以外に関節腔内の動きがあります。それが遊びですね。

その遊びが減弱すると機能障害状態になり、痛みなどの症状が出やすくなります。

オステオパシーの各種手法により、その遊びをいかに治していくかを考えるわけです。

このブログでは、按摩・マッサージ、鍼・灸について書いているわけですが、オステオパシーをしている事からどうしてもその方面からの話が多くなります。

僕の師匠は、メンネルの手法を元にした直接法が専門ですので、低速で低振幅を加える方法、及びスラスト方を主に行う事により、この遊びを改善していきます。

メンネルはアメリカのメディカルドクターですが、約60年前に関節の遊びについて言及し、治療法を述べています。

でも、按摩やマッサージ、鍼灸で、この理論を応用できないというわけではありません。

実際、セミナーでも指導しています。

よく背骨や骨盤のゆがみを言う人がいますが、それはあまり重要ではありません。重要なのは、関節の遊びなのです。

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