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マッサージ

マッサージ!

「『お客さん』、どこが『凝って』ますか?」
「左の肩こりがひどくて」
「わかりました」


施術者は、即『お客さん』の要望通り、左肩を『揉み』始める…。

『』で囲ったところが、僕の気になるところですね。

まあ、お客さんには違いないんでしょうけど、医療として行う上は、やはり「患者さん」でしょう。

いらっしゃった方を大事にするのはもちろんですが、その中で患者さんに施術を行うときは、我々が主導権を持たないとうまく治療できません。

次。

いきなり揉み始める。

どのような原因で肩こりが起こったのか調べないんでしょうか。

肩こりにもいろいろあります。

もちろん、局所的に見ても病態は様々で、中には揉んではいけないものもあります。

このマッサージ師は、マッサージ師として失格です。

少なくとも、治そうと思ってはいけません。

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