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身体

横膈神経と頸椎の問題

このような例がありました。

頸椎が右側彎していました。関節腔内可動域は右側彎方向にはありますが、左方向には減弱しています。左側頸部、第3頸椎に当たる部位に圧痛があります。

この人の横隔膜、左肋骨部は動きが悪くなっています。また左期門の部位(下肋部、乳頭線上)に圧痛があります。

他動的に、第3頸椎を頂点として側彎を改善する方向に頸椎を動かしました。もちろん可動域制限がありますので、それを考慮し、無理はしません。痛みを起こさないように動かします。生理学的限界を考え、それをほとんど超えない位置までです。

すると、左期門の圧痛は消え、左横隔膜の動きも改善しました。

おそらくは、左の横膈神経(C3〜C5)に作用したものと思われます。

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