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鍼治療後だるくなる

鍼の治療後、身体がだるくなる。

そのような訴えをよく聞きます。

鍼治療後の身体のだるさは正常な反応です。

むしろ、少しだるいくらいでないと効果が出ないことも多くあります。

僕は必ず、「治療後だるくなることもあります」

と伝えています。

これをうまく伝えていないと、「鍼治療の後、身体が悪くなった」とか「鍼治療はあわない」といわれることになります。

決してそうではありません。

その証拠に、だるさが取れた後には、かえって身体の状態がよくなっているはずです。

おそらくは、新陳代謝がよくなって、たまっていた疲労物質が流れ出たりするためだと思われます。

ただ、2、3日過ぎても依然としてだるいとか、調子が悪いというときは、鍼治療の刺激が強すぎた可能性はあります。

患者さんによって刺激の適応範囲は異なりますので注意しなければなりません。

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