あ門は、項部の外後頭隆起下の陥凹に取ります。
深部には環椎、項靱帯、短い項筋が4対存在します。
古来から言語障害に効果があるとは言われていますが、残念ながら僕の経験では効果はありません。
むしろ、項筋や項靱帯の緊張に対して鍼をして、頭痛、頭重、頭がぼんやりする、ふらつく、うつ傾向などの症状に効果があるように思います。
もちろん他の経穴との組み合わせで単独で行うことはないのですが、刺してみる価値はあるのではないかと思います。
直刺すると、1寸弱くらいで督脈にそってひびきがあります。
ひびきがあれば軽い雀啄を繰り返す、置鍼するなど、症状に合わせて手法を施します。
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