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気胸

どっかの鍼灸整骨院で気胸で死亡事故を起こしたものですから、ウチの治療院でも、気胸って何ですか、とかお尋ねの方が何人かいらっしゃいました。

「何なら、気胸にして差し上げましょうか?」

と何人かの患者さんにお勧めしたんですが、皆さん謙虚な方ばかりで、お断りになります。

と、亡くなられた方がいるのに不謹慎な冗談はさておき(冗談で気胸にしましょうかと言ったのは事実です(^^ゞ)、気胸にしないためにはどうすればいいのか、一度おさらいをしておきましょう。

鍼灸学校では必ず教えているんですが、最近の鍼灸学校の教員は臨床経験欠如の方が多いようですので、念のため。

まず気をつけなければならないのが、胸部ですね。

肋骨の間に入ると胸膜を破る可能性がある。でも、胸部に深刺する人はあまりいないでしょうね(いてたりして)。

次は背部ですね。

背部に置鍼したら、目を離してはダメですね。勝手にずぶずぶ入っていくことがあります。

特に低周波かける人とかは要注意。電気の振動で入っていくことがあります。僕は電気鍼しないんで大丈夫ですけど、電気鍼する人は十分注意して下さい。

見落としがちなのは、鎖骨上窩の深部にも肺尖があること。缺盆に刺すときに深刺したり、あるいは肩井とか天りょう(骨+)に刺すときに前方に向けて深刺すれば危ないですね。

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