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按摩

按摩の時の圧迫姿勢

圧迫をする際は、施術者自身の体重をいかに生かすかが重要になります。

体重を手指に載せ、定圧を加える。これが按摩の圧迫です。

学校の教科書では、定圧を加えない方法と定圧を加える方法が載っているかもしれませんが、定圧がない圧迫は、臨床上用いません。

さて、この体重を載せるときに注意しなければならないことがいくつかあります。

1つは、臍下丹田、経穴で言うと関元穴あたりに重心を置くこと。関元を手指に載せる気持ちで圧迫するとうまくいくでしょう。

ヘタな圧迫を行う人は、概して関元に意識を持ってきていません。重心が上の方に来ていたり、位置がふらふら動いたりします。

2つめは、圧迫を加えるときに、肩、頭など身体が前方に位置変化しないこと。

ヘタな圧迫を行う人は、圧を加える際に姿勢が変化してしまいます。特に身体が前に出る人が多いようです。

この2点に気をつけて圧迫を行うと、効果的に圧を手指に載せることができるでしょう。

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