高槻市役所近くのオステオパシー×鍼灸、げんき本舗治療院

いわゆる五十肩に対して治療を行うときは、僕の場合通常マッサージの手法を使います。按摩の手法は使いません。

それでも按摩の手法を用いたいというのであれば、経筋の走行をよく考えて処方すると効果的でしょう。

たとえば、肩関節後方には手太陽経筋と手少陽経筋が通っています。

各々を治療対象にするのであれば、腕骨、支正、支溝などから反応のあるところを用いるといいでしょう。

また、手陽明経筋は、肩甲骨後側を通り肩甲骨間の胸椎までいっています。菱形筋の範囲ですね。

もし付随して菱形筋に反応があれば、合谷、陽谿などから反応部位を選択するのもいいでしょう。

もちろん、局所的に肩貞、肩ぐう（骨＋偶の右）、臑兪なども用いる方法もあります。

後、行うのは運動法ですね。

これは、関節腔内の軸ベクトルを応用した方法を僕は行います。あるいは圧縮をして関節腔内の摩擦を取り去って運動法を加えるか、また動きの悪い方向を探してその方向に生理学的可動域の範囲で繰り返し直接法的に運動を加えるかです。

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