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身体

解剖学を学んだら触ってみよ

鍼灸や按摩マッサージの学生さんに多い質問が、

「○○って筋はどれですか?」

もちろん、学校で解剖学してますから、その筋がどの辺(「どこ」ではなく「どの辺」です)にあり、起始と停止は何であり、神経支配は何、というのは知っています。

僕より詳しいくらい。僕の場合、治療で出会わない筋なんかすっかり忘れてますもん。

ところが、全ての学校がそうとはいわないけれど、解剖学を単なる暗記の学問としてしか教えていないようです。

「○○という筋があって、起始はどこで停止はどこで、神経支配はこれで。さあ、覚えましょう!」

これでは何のために解剖学を勉強しているかわかりません。

解剖学は暗記するものではありません。

我々は体表上から触診して調べるのが常ですから、触診できなければ意味がない。

筋だけではないですけど、学校で解剖学を学んだら、それがどれなのかをまず触って確かめて下さい。

幸いに、生きた人体はゴロゴロ転がっています。

それをしないと、解剖学はつまらない役立たないものになってしまいます。

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