高槻市役所近くのオステオパシー×鍼灸、げんき本舗治療院

腰椎椎間板ヘルニアのもっともよく視られる原因は、姿勢不良です。

腰部を後弯しているがために椎間板の圧力が後方に流れ、神経根部にヘルニアを形成するというものです。

このような患者には、まず正しい姿勢を指導することが大切ですが、正しい姿勢をさせるとヘルニア部分により圧力が加わり、痛みやしびれが強くなるのが普通です。

従って、姿勢指導は、その方の症状の状態を見極めながら徐々に行うのが大事なこととなります。

マッサージは、腰椎を含む脊柱関節腔を和らげることにより、正しい姿勢を維持しやすくさせることを主眼にします。

伏臥位にした患者の頭頂部に立ち、両母指を脊柱棘突起状に起き、第7頸椎から第1仙椎まで摩擦していきます。最初は弱く、徐々に強くしていきますが、患者に痛みを感じさせてはいけません。

また、脊柱上だけでなく、脊柱起立筋に対しても、手掌、母指腹で摩擦を行います。時には、脊柱から外方に摩擦を加えることにより、斜筋群をゆるめることも行います。

関節腔内の可動性が特に減弱しているところには、重点的に摩擦を行います。しかし、やはり痛みを感じさせてはなりません。

ある程度関節腔内の可動性が回復すると、胸部と骨盤前面に薄いマットをおいて腰部を少し浮かせ、マッサージを行います。そのことにより、腰部前弯を作り出します。

お願い！クリックを！↓