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病気

背中の痛み

背中がじっとしていても痛い、背中が突っ張ったような気がする。背骨付近が痛い感じがある。

このような人がいます。

脊柱起立筋の緊張を取ったり、あるいは棘突起際の回旋筋を狙ったりする場合が多いと思いますが、意外と、腸肋筋の緊張が存在することがあります。

背骨が痛い。このときに、背骨やその近辺ではなく、胸腸肋筋の緊張が原因ということがあるのです。背骨付近ではなく、背中の外側ですね。

この筋を触ると、硬く縦に索状に感じることがあり、押さえると痛みがあります。

この筋緊張が、肩甲骨下角付近(時にはその上位)からその下に伸びます。

マッサージの場合、その筋緊張に対して圧迫するか線状揉捏を行います。

鍼の場合は直刺し、細かく雀啄を行います。

原因はいろいろ考えられますが、胸椎の自然な後弯が失われ直状になっている人が多いようです。

ですから、腰部の前弯を作るように治療を行い、腰部の姿勢が悪くならないように(背中を伸ばすことが姿勢をよくすることではないということに注意)指導することが必要となります。

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