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治療

身体の力、肩の力が抜けない

身体の力がどうしても抜けないという人がいます。

ちょっとしたことでも行おうとすると肩に力が入る、全身がこわばる、場合によっては、吐き気がする、咳が出るなど。

これは、交感神経の異常な高ぶりを示すのではないかと思います。

交感神経を鎮めるには、まず、背部の脊柱起立筋の緊張をゆるめるようにします。

脊柱起立筋は、背部にある交感神経幹の影響を受けやすく、交感神経が興奮すると、緊張しやすいところです。

この脊柱起立筋の緊張を寛解させることにより、交感神経の興奮を鎮めるのです。

次に、腹部の神経叢の影響を取り除くようにします。腹大動脈に沿う形でいくつかの神経叢がありますが、これらは交感神経と副交感神経どちらも存在しています。これらのうち重要なものは、腹腔神経叢、上腸間膜神経叢、下腸間膜神経叢ですが、これらの反射点が、上腹部白線上に存在します。

およそみぞおちの辺が腹腔神経叢、臍とみぞおちの中間が上腸間膜神経叢、臍付近が下腸間膜神経叢の反射点です。これらの部位をよく探り皮下組織に緊張があればそれを取り除くようにします。

吐き気や咳などがある場合は、斜角筋、横隔膜の緊張をゆるめるようにします。

このようにすると、身体の力が抜けないという症状が緩解していきます。

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