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鍼
肘打撲後の痛みの一例
肘が痛いと訴えている。
転んだときに肘頭をぶつけて、それから肘全体が重痛いのだということです。よく聞くと、以前にも何かの拍子に肘を痛めて、同じような症状がしばらく続いていたとのことです。
肘には問題なし。
頚胸椎移行部の可動性制限があります。
さらに調べると、第4腰椎と第5腰椎にも可動性制限が見られます。
まず、腰部の可動性制限を軽減するように、その両側、関元兪、小腸兪などに刺鍼。
次に頚胸椎移行部の可動性制限を軽減するように、大杼、風門などに刺鍼。
肘はあえて触りませんでした。
治療終了直後、患者さんが
「先生、肘は?」
僕
「肘?動かしてみて下さい」
患者さん
「あれ、治ってる!」
どこかの症状が必ずしもそこに原因がないという事の典型ですね。
肘をぶつけたときに、頚胸椎移行部に衝撃が加わり制限を起こしてしまい、それが肘の症状で現れたのでしょう。
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肘には問題なし。
頚胸椎移行部の可動性制限があります。
さらに調べると、第4腰椎と第5腰椎にも可動性制限が見られます。
まず、腰部の可動性制限を軽減するように、その両側、関元兪、小腸兪などに刺鍼。
次に頚胸椎移行部の可動性制限を軽減するように、大杼、風門などに刺鍼。
肘はあえて触りませんでした。
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「先生、肘は?」
僕
「肘?動かしてみて下さい」
患者さん
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