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マッサージ
仙腸関節のマッサージ
仙腸関節は、耳状面という関節があります。その部位において、ごくわずかですが動きがあります。
もちろん仙腸関節の動きは、補法などに伴う付随的なもので「遊び」と言える動きしかありませんが、その遊びがなくなると痛みが発生します。
特に歩いたときに痛い、長く立っていると痛い、長く座っていると痛いという時には、仙腸関節の遊びがなくなっていることが多いようです。
さて、仙腸関節付近には3つの靱帯があります。
一つは前仙腸靱帯、一つは後仙腸靱帯、もう一つは腸腰靱帯です。
前2者は仙腸関節部を安定させるように、前方及び後方に存在します。腸腰靱帯は、腰骨と第4及び第5腰椎肋骨突起を結ぶもので、腰椎と腸骨を安定させる役割があります。
仙腸関節部にマッサージを行うときは、これらの靱帯を考慮に入れて、どのような動きつまり遊びが減弱しているかを考えながら行うべきです。
もちろん前仙腸靱帯は直接触れることはできません。しかし、他の2つの靱帯と結びついていますので間接的にアプローチすることができますし、この靱帯が硬いかどうかは、傾聴などの触診手技を用いて知ることができます。
なお、後仙腸靱帯の後方には多裂筋の腱が存在します。仙腸部の回旋がある場合、この多裂筋腱にも注目してマッサージを行うべきでしょう。
また、仙腸関節を挟んで、多裂筋と、大殿筋あるいは梨状筋は、拮抗関係にあります。
多裂筋の緊張がある場合は大殿筋とその深部の梨状筋を、逆に大殿筋と梨状筋に緊張がある場合は多裂筋にアプローチしリリースすればよく効果が上がります。

お願い!クリックを!→
もちろん仙腸関節の動きは、補法などに伴う付随的なもので「遊び」と言える動きしかありませんが、その遊びがなくなると痛みが発生します。
特に歩いたときに痛い、長く立っていると痛い、長く座っていると痛いという時には、仙腸関節の遊びがなくなっていることが多いようです。
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一つは前仙腸靱帯、一つは後仙腸靱帯、もう一つは腸腰靱帯です。
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もちろん前仙腸靱帯は直接触れることはできません。しかし、他の2つの靱帯と結びついていますので間接的にアプローチすることができますし、この靱帯が硬いかどうかは、傾聴などの触診手技を用いて知ることができます。
なお、後仙腸靱帯の後方には多裂筋の腱が存在します。仙腸部の回旋がある場合、この多裂筋腱にも注目してマッサージを行うべきでしょう。
また、仙腸関節を挟んで、多裂筋と、大殿筋あるいは梨状筋は、拮抗関係にあります。
多裂筋の緊張がある場合は大殿筋とその深部の梨状筋を、逆に大殿筋と梨状筋に緊張がある場合は多裂筋にアプローチしリリースすればよく効果が上がります。

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