横隔膜のマッサージは、普通、仰臥位で行いますが、座位でも行うことができます。
患者の後ろに立ち、施術者の胸にもたれてもらいます。
すると、患者の体幹は前屈し、腹部は弛緩します。
その状態で、施術者は脇から前方に両上肢を前に持って行き、四指を下肋後際に差し入れます。そのまま、もたれさせた体幹に患者の体重を乗せるように、横隔膜を四指で圧します。
このときに、肝臓や胃を押さえないように、四指の角度と位置に気をつけなければなりません。
横隔膜が緊張していると硬く触れ、多くは圧痛があります。
これを剣状突起外側から外方にかけて行います。
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