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按摩・マッサージ

按摩やマッサージのためのカルテ

鍼灸はもちろん、按摩やマッサージを行うためにもカルテは必要です。

でも実際はカルテ作っていないところが多いんですよね。

そのようなところに限って、いらっしゃった患者さんに、

「今日は、どこが凝っていますか?」

などと聞くんです。

按摩やマッサージはこりだけを治すものではない。でも、上記のように聞く人は、それしか眼中にないし、それ以外への対処はできないんでしょうね。

もっというと、「どこが凝っていますか?」と聞く人は、本当に肩凝りなど凝りに対処できるのかどうかも疑問です。

おそらくはここが凝っているというところだけ、「揉んでいるだけ」なのかもしれません。

それでは、本当の按摩やマッサージの治療とは言えません。

そのような按摩師、マッサージ師に限ってカルテなどつけていないものです。

というのは、何でも凝りしかないわけですから、あるいは治療手段が限られるわけですから、カルテが必要ないからです。

でも、本当の按摩やマッサージは、凝りだけに対処するのではありません。

多くの症状、疾患に対処します。

また、それらに対処すべく多くの手法があります。

当然カルテが必要となります。

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