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肩こり
肩こりを肩甲骨を中心に考える
肩甲骨には様々な筋がついています。頚部の方に伸びる筋、上肢の方に行く筋があります。
これらの筋の作用を考えると、肩こりに効果のある筋がわかってきます。
まず肩甲挙筋。この筋は上位4頸椎の横突起に伸びています。主に肩甲骨を引き上げる作用を持ちますが、逆に言うと、肩甲骨の重みを一手に引き受けています。
ですから、肩甲骨が下垂する何らかの原因があると、肩甲挙筋はのばされ機能障害を起こします。
さらに肩甲骨を引き上げる動作を持続して行っていると、この肩甲挙筋は常に働いているわけですから疲弊します。
車の運転、ものを持つなど日常動作で常に肩甲挙筋は使われているのです。
では肩甲骨を引き下げる作用のある筋はなんでしょうか。
僧帽筋が第一にあげられるでしょうが、意外と三角筋も作用します。
三角筋は上肢を外転させ維持する作用がありますが、この筋が緊張すると、肩甲骨を(肩甲骨だけではありません)常に上肢の方に引っ張ってしまいます。その結果、先ほどの肩甲挙筋を牽引してしまうのです。
菱形筋は肩甲骨内縁から背骨の方につく筋です。この筋の拮抗筋は前鋸筋です。
前鋸筋は脇腹につき、筋尖が外腹斜筋とかみ合うように存在します。
従って、菱形筋の緊張が、外腹斜筋の緊張と関係があることになります。
上肢の回旋で考えると、小円筋、棘下筋、棘状筋がありますが、忘れてはならないので肩甲下筋です。
腋窩後壁、小円筋の前方に触れることができますが、この筋の緊張はけっこう多いものです。そしてその緊張は、上肢のだるさなどの不快感、上肢から肩の違和感につながります。
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まず肩甲挙筋。この筋は上位4頸椎の横突起に伸びています。主に肩甲骨を引き上げる作用を持ちますが、逆に言うと、肩甲骨の重みを一手に引き受けています。
ですから、肩甲骨が下垂する何らかの原因があると、肩甲挙筋はのばされ機能障害を起こします。
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僧帽筋が第一にあげられるでしょうが、意外と三角筋も作用します。
三角筋は上肢を外転させ維持する作用がありますが、この筋が緊張すると、肩甲骨を(肩甲骨だけではありません)常に上肢の方に引っ張ってしまいます。その結果、先ほどの肩甲挙筋を牽引してしまうのです。
菱形筋は肩甲骨内縁から背骨の方につく筋です。この筋の拮抗筋は前鋸筋です。
前鋸筋は脇腹につき、筋尖が外腹斜筋とかみ合うように存在します。
従って、菱形筋の緊張が、外腹斜筋の緊張と関係があることになります。
上肢の回旋で考えると、小円筋、棘下筋、棘状筋がありますが、忘れてはならないので肩甲下筋です。
腋窩後壁、小円筋の前方に触れることができますが、この筋の緊張はけっこう多いものです。そしてその緊張は、上肢のだるさなどの不快感、上肢から肩の違和感につながります。
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