僕は原穴の状態をよく診ます。
原穴は手足に必ずある経穴で、蔵府の状態をよく表すとされています。
蔵府以外にも、もちろんその所属する経脈の状態も反映します。
原穴にそっと触れます。
多くはわずかにくぼみます。
そのくぼみの中でも、力があるのかないのかを判断します。
力があるときは正常です。しかし、力がありすぎるときは邪の存在があるかもしれません。
力がないときは虚しています。
脈診と組み合わせてみてみると、ほとんどの場合一致します。
一致するときは、虚実がしっかりと確定できます。
虚実が確定すると、その原穴を使い治療を行います。
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