高槻市役所近くのオステオパシー×鍼灸、げんき本舗治療院

梨状筋は厚い皮下組織深部にある大殿筋のさらに深部に存在します。ですから触診しにくいのは確かですが、血行大きな筋ですので普通の触診力があれば十分触知できます。

もしどうしても触診できないという人がいれば、基本から触診の練習をした方がいいでしょう。触診力がなさ過ぎるからです。

さて、梨状筋に対してはその筋線維に対して直角方向に圧を加え、引き延ばす形で行う方法を僕はよく行います。まず圧を入れ、線維に対して垂直に体表面に沿って筋を動かします。手根を使います。

時には、たとえば非常に筋緊張が強いとか、坐骨神経痛のあるときなどには、圧迫を加えることもあります。この場合の圧迫は、母指かあるいは肘頭を使います。

筋腹の中央に、体表垂直方向に圧を加えていきます。



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