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治療

肩甲骨内側の筋違い

ついこの間治療した症例ですが、肩甲骨の内側に痛みが走る筋違いについて。

前日たらふく飲んで、朝起きたら動かせば激痛が走るようになっていたというもの。

どんな寝方していたんだと思いながら治療をしましたが、いわゆる筋違いの時は、経筋を応用して治療をすると案外早く寛解します。

肩甲骨の内側、ここには手陽明経筋が通っています。手陽明大腸経と経筋は少し流れが違うんです。肩甲骨を通り上位の背骨まで行くのが手陽明経筋の流れです。

もし肩甲骨を通って、肩背部を大椎に向けて通るのなら手太陽経筋ですね。

治療は、按摩の場合主に原穴の圧迫と摩擦を使います。原穴には結構圧痛がありますが、少し痛いくらいの方が効果があるようです。次に、他に経筋上で圧痛のあるところがあればそこも圧迫を加えます。

最後に経筋に沿って摩擦を数回繰り返します。

これでたいていはかなり痛みが消えます。

鍼の場合は、原穴に刺鍼しひびかせたら、てい鍼で経筋に沿って摩擦をします。もちろん、圧痛のあるところに刺してひびかせてもいいでしょう。

痛みが引いてくれば、筋違いの原因、これは身体を構造的に見なければなりませんが、その原因に対して治療を行います。

この症例の方の場合、第3腰椎に動きの制限がありましたので治療を行いました。

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