ブログ
治療
背中の痛み
背中の痛みを訴える人はけっこう多いように思います。そのうち多くの人が、背中の中心が痛いあるいは背骨の両側が痛いと言います。
そのため、鍼でも按摩やマッサージでも脊中の棘突起の両側、脊柱起立筋の膨隆部に施術を行う人が多いと思いますが、そのような場合でも実は意外なところに痛みが潜んでいることがあります。
それは同じ脊柱起立筋でももっとも外側、胸腸肋筋です。
脊柱起立筋の外側を探ると、縦に筋状に筋を触ることができます。これが胸腸肋筋ですがここを押さえると痛みが生じます。
実はこの胸腸肋筋の痛みが背中の痛みとして認識されることが多いのです。
治療は、鍼の場合肋間に入らないように注意しながら直刺し細かな雀啄、按摩やマッサージは肋骨に当たらないように細かく線状揉捏や圧迫を行います。
よろしければクリックを
