筋緊張へマッサージする場合には、その緊張がどの程度の深さなのか、どの方向に線維が走っているのかを知る必要があります。浅部筋なのか深部筋なのかによって、当然アプローチの仕方は異なります。あるいはどの方向に走行しているのかによってもアプローチがわかってきます。
目的とする筋を確認すれば、基本的に手法は二つあります。
一つは、筋膜が収縮しているところを見つけ、その収縮している方向に押し広げるようにする手法。筋膜が硬くなったところをのばすように行います。
もう一つは、拘縮を起こした筋組織を繊維に直角に押し広げる手法。固まった線維群をほぐすように行います。
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