肩井を押さえると、鍼と同じように各組織にひびきます。
最初の層は僧帽筋です。でも僧帽筋はあまりひびきはありません。
さらに圧迫すると、肩甲挙筋に達します。
肩甲挙筋は、昨日述べたように上位4頚椎の横突起にいきますので、そのあたりにひびきます。
さらに圧すると、後斜角筋があります。後斜角筋は第2、時には第3肋骨にいきますので、胸部の深部にひびくはずです。
肩井を圧したときに起こるひびきは、気持ちのいいものでないと行けません。不快なひびきは、押さえる場所を間違えているか、あるいは方向を間違えています。
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