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鍼灸・按摩・マッサージ

大腸を動かす

ペタしてね

按摩やマッサージでしたら、直接腹壁の上から大腸を触って動かすことも可能です。

ただしその場合、きちんと大腸に触れられるかどうかの触診力が必要ですし、また腸間膜など結合組織への作用も忘れずに施術を行うことが肝要です。単に腸を揉むというだけでは治療ではありません。その施術のどのような意味があるのか、作用と目的を考えて行うことが重要なのです。

たとえば、大腸を動かす目的だけなら揉む必要はありません。大腸を軽く圧迫するだけで神経に作用して勝手に動き出します。無理に大腸を揉むと、かえって炎症が出たり悪影響を起こすこともあります。

あるいは、腹壁にある上腸間膜神経節、下腸間膜神経節の反射点に「触れる」ことにより、大腸を動かすことも可能です。上腸間膜神経節の反射点は、経穴の中かん(月+完)、下腸間膜神経節の反射点は、おおよそ下かんまたはその下部の臍付近にあります。

これらの反射点は、鍼治療にも使う事ができます。僕の場合はてい鍼を用い刺さずに行います。灸を行うのも効果的でしょう。

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