ブログ

ブログ
按摩・マッサージ

按摩やマッサージにおける触診

ペタしてね

按摩やマッサージといった手技療法の場合、治療を同時に行う、つまり治療とともに触診をも行ってしまうことが多いのではないかと思います。

でも僕はそのような方法はとりません。

やはり治療の前に詳細な問診とともに、触診を中心に各種の診察が必要に思います。

問診をした段階でおおよその目安はついていますので、それを元に、まず全身を触診します。僕の場合はまず座位で頚部から肩部、背部、腰部、骨盤を触診します。

このときに重要なのは不必要な力を入れないこと。グイグイ押して調べることは禁物です。せいぜい100グラム、多くても200グラム程度の力です。多くの場合は50グラム程度の力です。強く押すと組織の変性が起きてしまい、正確な触診ができません。弱い力で深部までわかる触診力が必要です。もしできないのなら、できるように練習しましょう。

その後治療に入ります。治療の最中でも、必ず各組織、器官を調べてから治療をします。もちろん強い圧は加えません。

触診と治療の最中もっとも注意しなければならないことは、局所を見ながらも常に全身のバランスを考えるということです。部分治療も必要ですが、全身の状態を見ながら治療をする上で局所治療が生きるのです。
もちろんこのことは触診にもいえます。

よろしければクリックをMR按摩鍼灸のブログ

RECOMMEND