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治療
うちの息子が咳をする・その2
本当は実証だけ見るのではなく、虚証も見る方が根本的な治療になることが多くあります。
すなわち、実証は標であり、虚証が本なんですね。
今回のうちの息子の場合、浮実ですから表実証です。
ですから瀉法は正解な訳ですが、それ以前に実を入れてしまった虚を見つけてそれを退治するのも必要です。
実は、脈を診ると右の寸口を按じてみると力がない虚です。つまり肺虚の可能性が高い。
右関上が虚ですと脾虚もあるんでしょうがそれはありません。第一痰は出ず、むしろ乾燥気味です。
ですからこの場合、肺を補い、ついでに水を潤わせるために腎を補えばいいわけです。
本当は！
でも、家族は面倒なんですね。
やっぱり自力で治させよう。
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すなわち、実証は標であり、虚証が本なんですね。
今回のうちの息子の場合、浮実ですから表実証です。
ですから瀉法は正解な訳ですが、それ以前に実を入れてしまった虚を見つけてそれを退治するのも必要です。
実は、脈を診ると右の寸口を按じてみると力がない虚です。つまり肺虚の可能性が高い。
右関上が虚ですと脾虚もあるんでしょうがそれはありません。第一痰は出ず、むしろ乾燥気味です。
ですからこの場合、肺を補い、ついでに水を潤わせるために腎を補えばいいわけです。
本当は！
でも、家族は面倒なんですね。
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