腰方形筋は、第12肋骨から腸骨稜に伸びる筋肉で途中腰椎にもくっつきます。腰部を側屈させるときに動きますが、急性、慢性を問わず腰痛の時に緊張がよく見られるものです。
反応点、すなわち圧痛があり押さえるべき部位は、第12肋骨下際と腸骨稜上際です。
この2点に圧迫を行えば、まず腰方形筋の緊張は改善します。
圧迫は持続的に行います。時には1分以上押さえるときもあります。
強さは少し痛みを感じる程度です。強圧は必要ありません。
なお腸骨稜上際への圧迫は、角度と深さを変えれば腸腰靱帯に作用させることができます。
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