ブログ

ブログ
東洋医学概論

気と陰陽

本来、世界は混沌とした状態でした。

その中から、気というものが生じました。世界の始まりです。

気はさらに分化し、陰と陽という性質のものに分かれました。陰陽の成立です。

陰は、下、寒、暗、内などといったネガティブな性質を持っています。陽は、上、熱、明、外などといったポジティブな性質を持っています。

陰陽は互いに対立しながらも協調しています。

陰が強くなれば陽は弱くなり、陽が強くなれば陰は弱くなります。

この陰と陽はさらに万物を作り上げていきました。

陽は上に昇り天となり、陰は下に降り地となりました。

太陽が昇り始めると陽は次第に強くなり、昼はもっとも陽が強い時期です。太陽が沈み始めるとだんだんと陽は弱くなり、その代り陰が強くなります。陰がもっとも強いのは夜中です。

季節もそうです。春から夏にかけて様な強くなり陰は弱くなります。秋から冬にかけて陽は弱くなり陰は強くなります。

そして、男は陽の性質を持ち、女は陰の性質を持つようになりました。

腑はよく動くので陽の性質を持ち、臓は動きがあまりないので陰の性質を持ちます。

よろしければクリックをMR按摩鍼灸のブログ

RECOMMEND