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鍼でも暖めることができる

お灸はもちろん暖めます。

鍼は金属を刺すので冷やす感覚がありますが、実は暖める手法があります。

中国の手法ですが焼山火(しょうざんか)という手法があります。

まず、針を刺す深さを浅い部位、中ぐらいの部位、深い部位に分けます(天、人、地ですね)。
浅いところまで針を刺したら、時計回りを強く鍼を旋撚します。次に中くらいのところに刺し同様に旋撚します。最後に深いところに刺し同様に旋撚します。

すると、その組織は熱を帯びます。

旋撚がヘタだと鍼に組織が巻き付いて、痛みを感じさせたり鍼が動きにくくなったりするので少しコツがいります。

寒邪が侵襲していたりするときにこの手法を用い、邪を退散させたりします。

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